ベトナム貿易大学(FTU: Foreign Trade University)の学生と、経済学部の板倉健ゼミ内田真輔ゼミ樋口裕城ゼミの学生が、FTU-NCU オンライン学生会議を開催しました。ベトナムの首都ハノイにある貿易大学は大学間交流協定の提携校で、経済学部の学生の長期留学先でもあります。今回の学生会議はZoomを活用したオンラインでの開催でしたが、経済学部の学生と貿易大学の学生が研究報告を通じて国際交流を行う初の試みとなりました。両校の学生と教職員40名近くが参加する貴重な機会でした。
名市大の学生達は、大気汚染と適応行動、中国の石炭産業改革、スポーツの勝敗と地元開催効果、知育菓子の国際マーケティングについての研究報告を行いました。研究報告後の質疑応答では、貿易大学の学生と教職員の方々との活発なコミュニケーションがありました。まだまだコメントやディスカッションが続く状況でしたが、午前中の短時間でオンライン学生会議が成功裏に終了しました。今後は、オンラインだけでなく、ハノイや名古屋でも開催したいと思います。
— 参加学生の感想 —
■ 全体的な感想は、conferenceが技術的な問題もなく進行していたので、オンラインとは思えないような臨場感がありました。発表者としての個人的感想は、異なる文化背景を持つ人たちに対して発表するにあたって、言語を翻訳するだけでなく、文化をも翻訳して伝えることが重要であると感じました。今後、プレゼンテーションする際には、自分の考えを相手に上手く伝えることができる翻訳作業を心掛けたいです。本当にありがとうございました。
■ 日本人学生同士で議論するのとは全く違うものだと実感できました。発表者の方は大変な発表準備、お疲れ様でした。Thank you for discussing yesterday. I attended a conference with foreign students for the first time. It gave many ideas and motivated me. I hope this conference to be held in the future.
■ 貴重な機会を作ってくださって、そして何度も英語での発表練習を見てアドバイスをくださってありがとうございます!私は議論で発言できなかったのですが、発表者が頑張ってくれていたのを見てすごく刺激を受けました!! 楽しかったです。
■ 英語は力不足で聞き取れない時もありましたがベトナムの学生さんの話を聞いて違う環境で生活しているからこその新しい発見や考えを知ることが出来たので参加することができてよかったです。
オンライン学生会議後の記念撮影:
開催当日(2021年1月20日)研究報告をした学生:
内田真輔ゼミ4年生の本多晴登君、修士2年の王文娟さん
樋口裕城ゼミ4年生の海江田拓馬君
板倉健ゼミ3年生の田辺まりなさん、川合彩絵さん、石川凌輔君、塚原知那さん、藤井理子さん、能田峰匡君
開催当日のスケジュール: